「ブログのネタ探し」もあって、最近、よく本を読みます。
暇を見つけてはウォーキングを兼ねて書店に出掛け「心に残る一冊」を探すのです。
もっとも、その途中で生理現象が起きてしまい、慌てて帰宅することもあります。
なぜか「便秘解消」になってしまう、とても不思議な現象です(苦笑)。
ふとインスピレーションを感じたのが、石川真理子著「女子の武士道(致知出版社刊)」。
同じ石川姓のよしみもあるのか、なぜか心を惹かれて手に取っていました。
武士の娘として厳格に育った著者の祖母。
激動の時代を生き抜いた明治の女性の、含蓄ある55の言葉がまとめられています。
その第一章に掲げられた言葉が「女は良質な大地となれ」。
よく夫のことを「一家の大黒柱」などと言いますが、
その柱も、しっかりした良い大地でなければ立っていられません。
そして何より、大地の質が良くなければ、何も実らせることが出来ないのです。
実に素晴らしい言葉だと実感しました。
ぶれることのない、しっかりした結婚観・夫婦観。
そうした「生き方の芯」が求められているのではないでしょうか。
夫婦でもう一度熟読して、心に刻みたい一冊だと思います。